オリラジ中田敦彦のTwitter講座
Twitterをとてもうまく使いこなしている中田さん(@picolkun)。
http://japan.internet.com/webtech/20100518/8.htmlという記事にもなりましたが、
M-onでやってる「オリエンタルラジオのそれでいきます」で以前語ってたTwitterに対しての考え方がとても興味深かったのでちょっと書き起こしてみました。
中田敦彦のTwitter講座
Twitterに関して芸人さんとかがちょっとミスってる人多いと思うんです。やり方わかってないでしょ。*1
どう利用していくかがわかってないと思う。目的を持ってやってますか?ってこと。せっかく芸人さんなわけですよ。なんかしら情報だったり面白いことだったりを求めてフォローするのに「めしくったなう」とか・・・
お前の飯そないに興味ないねんて!
普段のやりとりあんな面白い芸人さんがTwitterになると『めしくってるなう』で終わっちゃうんです
本人面白いのにTwitterに関しては距離感わかんないから
『140文字でつぶやけばいいんでしょって』ちょっとナメてるフシがある。なんでもないものやっちゃう。
中田さんの使い方はというと…
Twitterていうとネットワーク、仲間・味方を探す作業。だから自分のシュミ、はまってるものを混ぜ込む
「このマンガ好きです」とか「この曲好きです」とか。僕のこと知っててその曲知らない人は調べてくれるからPRになる。
逆にそれ作ってる人がTwitterをやってたら、僕がつぶやいてることを誰かが伝えてくれるんです。
例えば漫画なら「中田さんがあなたの漫画面白いって言ってましたよ」って仲介者が出てくる。
そうすることで
「中田さん聞きましたよありがとうございます」「いやいやこちらこそ楽しませてもらってます」
ここでパイプが出来る。
そうやってネットワークが広がっていくのがTwitterのいいところであってBlogにできないところ。【フォロワーをフォローする、自分も発信する、そして営業をかける。攻・走・守 この三バランスをうまくやったものがTwitter界を制する。】
目的をまず決めて,手段を決める。これがTwitterのやり方だと僕は思ってます。
見事!w ちゃんと戦略持って営業ツールとして使いこなしている感じがします。
GWいろいろあった《中田さんリム祭り→フォロー10万人政策の流れ》 - Sugarsの日記
↑でも話題にしましたが、芸人さんでフォロー返しをしている人はそんなに多くない中、中田さんは積極的にフォロー返しをしていてとてもいいなと思います。事実、@picolkun宛のリプライを見てると「フォロー返しありがとうございます!嬉しいです!」的な喜びのリプライがとても多いんですね。
たとえフォローした時はそこまでファンじゃなく興味本位だった人でも、やっぱりフォロー返しくれば嬉しいのは人情だし、ただ単に自分がフォローしているだけに比べたら身近に感じるし、他の人に「俺あっちゃんと相互フォローしてるんだぜ!」みたいにちょっと仲間意識感じて言っちゃったり、テレビに出ててもちょっとオリラジ応援したくなったりTwitterきっかけで、Twitterを通じて気になる存在になったりするんじゃないでしょうか。*2
フォロワー数の推移をグラフで見れるサイトがあるんですが、そこで調べてみたところ…
↑
先日ついにフォロワー数がYTA総帥の大吉さんを抜きました・・・!すばらしー。
その先にはさらに吉本Twitter界のラオウこと南海キャンディーズの山ちゃん(@YAMA414)が控えているんですが。山ちゃんはフォロワーとの大喜利だったり収録報告だったり番組告知だったり実況だったり、何するにしてもTwitterの使い方が本当にうまいです。
天才的な山ちゃんを抜けるのか・・・?今後が楽しみです。
この本すごく参考になりました。
有名人や企業アカウントに限らず、Twitterを使ってる人にはおすすめ。
- 作者: タラ・ハント津田大介(解説),村井章子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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*1:ちなみにこの時藤森さんは「やり方…?リツイートとかそういうこと…?」とか言ってて”ちげーよ!”という感じでしたがそれはそれで超なごんだ。藤森さんは藤森さんで独自路線でまたいいと思う。
*2:ただ、若手だからできることかもしれない。フォロー返しをするべきか否かは、各人の対処能力や個人のブランディング戦略と密接に関係していますがこの記事も参考になります→http://japan.internet.com/busnews/20091015/9.html『顧客心情的に一斉配信型が許されるのは、ごく一部の天上ブランドやメディアだけだろう。』…既に地位を確立しているスターはフォロー返ししなくても勝手にフォロワーがついてくるからいいんですが、これから開拓していきたい若手は積極的にフォロー返ししていく方がプラス面が大きいと思う。