オリエンタルラジオ単独2011

とてもメモリアルなライブでした。

僕らはとにかく「最速出世」などと言われて、とてもありがたい立場にはあると思うけれど、正直、そんな最速のスピードに腕が到底追いついているとは思っていないし、だからこそ誰よりも真摯に追いつこうとしなければならないと思っている。そしてそのためにはワープしてきた道を、自分たちの足でもう一度歩くことが絶対に必要なのだと思うのだ。
http://oriental-nakata.laff.jp/blog/2007/09/post-f687.html(2007/9/20)

史上最速で冠番組持てた…ってことで、僕たちが取りこぼしてきた忘れ物が道にいっぱい転がっている。だから、逆にそれを取りに帰る作業をしに行くという楽しみが残ってる。それをちゃんと取ってこれるかどうかが僕らの芸人人生の勝負どころ。それが何か楽しみだな、今は
『東京R』より

オリエンタルラジオは「栄光からの挫折、そして再ブレイク」というドラマを演じようとしてる。
彼らが卓越しているのはそのドラマのストーリーは挫折によって生み出されたものではなく、それより以前、栄光のさなかで既に予想され思い描かれていたというところ。
自分たちが乗せられている神輿は長くは続かない。そこからは歩いて戻ってもう一回自分の足でスタートしなければいけない。
そう予言していたことが現実になって俺らは今、自分の足で歩いている。見てろ、ここからだ!
というような、そういう覚悟のほどが篭められたライブだったと思いました。
コント4本、漫才3本。合間に『オリエンタルラジオヒストリー』として過去の番組映像を挟み、OPVで落として歩いてきた武勇伝のカケラをEDVで拾い集め、ぶち壊して再構成して現在に至る。

なんか泣いてしまいました。お笑いライブなのに泣かされてしまいました。
彼らを好きで良かったと思った。

新「武勇伝」

ライブの最後に披露された新「武勇伝」友達と記憶のカケラを集めて書きだしてみました。

中田「俺たちの人生はただ笑われるためだけにある!」
藤森「あっちゃんかっこいー!」


藤森「オリエンタルラジオです!」
中田「お願いします。」
藤森「あっちゃんいつものやったげて!」
中田「おう聞きたいか俺の武勇伝」
藤森「そのすごい武勇伝をいったげて!」
中田「俺の伝説ベストテン!」
藤森「レッツゴー!」


中田「デビューと同時にテレビ出る!」
藤森「すごい、下積みないからボロが出る!」武勇伝武勇伝武勇伝でんででんでんレッツゴー!
中田「冠番組三つ持つ!」
藤森「すごい、それを1年で0にする!」武勇伝武勇伝武勇伝でんででんでん
中田「オビラジ、オリキュン、経済白書!」
藤森「それを1年で0にする!」武勇伝武勇伝武勇伝でんででんでん


藤森「あっちゃん、すごいよー、すごすぎるよー。」
中田「慎吾、肩車をしてやるよ」
藤森「いいの?じゃあ乗るよ」
中田「さあ乗れ!」(と言いながらしゃがんでた状態から立ち上がる)
藤森「乗るよ?」
中田「さあ乗れ!」(立ち上がる)
……これを数回繰り返して
藤森「こんな体勢じゃ乗れないよー!」
中田「しゃらくせ−ー!」(殴る)
藤森「にゃ−−!なにすんだよ!」


中田「俺たちはどんな運命にまたなろうとも何度でも何度でも立ち上がってやるんだよ!」
藤森「カッコイイー!」



中田「歌うま王座で踊りだす」
藤森「すごい!南こうせつが大絶賛」武勇伝武勇伝武勇伝でんででんでん
中田「藤森クラブで踊りだす」
藤森「すごい!河本準一大絶賛(タンメンのジェスチャー)」武勇伝武勇伝武勇伝でんででんでん
中田「慎吾が女優を抱きまくる!」
藤森「すごい、別れて暴露で嫌われる!」武勇伝武勇伝武勇伝でんででんでん



♪意味はないけれど、むしゃくしゃしたからー♪
手当たり次第に噛み付いた♪
♪意味が無いようで、意味はあったのさ、
歩いた道こそ武勇伝♪



藤森「あっちゃん、カッコイイ!」
中田「カッキーン!…〜からの!」
藤森「君、かわうぃーね☆」
でんでんででんででんでで…(トゥースポーズの藤森と戦う中田)
カンカカンカンカカッキーン
中田「折られた天狗の鼻を拾い上げそいつで敵を刺す!」
藤森「ペケポン!」

ちなみに最後のでんでんででん…は、『トゥースポーズで春日の真似をしている藤森と戦う中田』、という打倒オードリーを意識しているものでした。グッズでも打倒オードリーポロシャツとか頭おかしいの出しちゃってるし…(笑)
オードリーさんほんとスイマセンて感じですが、仲良く切磋琢磨しているのを見れたら嬉しいな。

これからのオリエンタルラジオが楽しみです。