有名人のFacebookページ利用のメリット

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OrientalRadio公認fanpege↑

picolkunpicolkun: facebookのファンページを公認してみたものの、もっと活用するにはどうしたらいいものか。
というつぶやきがあったので、既にファンがいる有名人がFacebookページを活用する方法を考えてみました。

アーティストのfacebookページ活用事例

ソーシャルメディアを活用しているアーティストとしてはレディ・ガガが有名です。
2010年2月時点でfacebook上で500万人のファンがいましたが、2011年2月18日現在、彼女のfacebookページのファン数は2800万人になっています(笑)す、すごい…(^_^;)
彼女の活用事例としては下記の記事を参照。
レディー・ガガに学ぶソーシャルメディア活用最前線:In the looop:オルタナティブ・ブログ

ファンページは,ウォール(GAGAがメッセージを書込み,それにファンがコメントする場),ストア,ギフト,掲示版(ディスカッション),ミュージック,動画,イベント,写真など実に多様なコンテンツを用意できるようになっている。LADY GAGAファンページでは,公式ページのダイジェスト版といったイメージで,グッズ・ストアを含むこれらのコンテンツを提供している。

ここではFacebookならではのコンテンツにつき説明しておこう。まずファンのトップページにあるウォールでは,GAGA本人から1日1,2件ほどメッセージが書き込まれ,それに呼応してファンが数千のコメントを残して交流している。それとギフトコーナーでは今赤丸急成長のバーチャルギフト(彼女がデザインされた画像イメージ)が販売されている。デザインによって異なるが,ひとつ100-200円程度で,メッセージをそえてお好みのバーチャルギフトを友人にプレゼントすることができる。

大切なことは,このFacebook上でのユーザー体験は「斉藤さんがLADY GAGAのBad Rommance動画を閲覧しました」のようなメッセージで自動的に友人に伝播する仕組みを持っており,さらにそれに対して友人がコメントするなど体験共有の仕組みもできている点だ。自動ないしワンクリックでクチコミが伝播されていく仕組み,しかもそれは広告費を全く必要としない点,これがソーシャルメディアのバイラル・パワーの源泉となっている。

友人が興味を持っているものは、自分も興味が出てくる。あの人がイイネって言ってるからきっとイイのかな…?という流れで、興味が広がっていく。これがFacebookの強み。ファンの友人の、まだファンじゃない人もファンにする可能性がある…ってとこかな。

これらのソーシャルメディアの多くは無料であり,媒体料が不要な点が重要だ。仮に数億回の動画再生に耐えられるような自社サイトを構築した場合,その費用は最低でも月額数百万円はかかるはずだ。しかもそこには数億人という参加者がおり,ファンたちはアーティストの登場を心待ちにしている。さらにコンテンツは公式サイト用のものを(アレンジは必要だが)使いまわしすれば良く新たに制作費用がかかるわけでもない。このビジネスチャンスを逃す手はない。これが米国アーティストがこぞってソーシャルメディアを活用している最大の要因と言えよう。

活用のポイントは,FacebookMyspaceTwitterYouTubeiTunesなどにそれぞれファン交流の場を持ちながら,公式サイトをセンターとして位置づけ,各ソーシャルメディアから集客誘導するとともに,公式サイトをクチコミ情報発信源とし,それぞれのソーシャルメディアに情報を伝播させていく全体設計だ。アーティストに限らず多くの先進ブランドが取っているソーシャルメディア活用の成功パターンがここにある。

既にインフラが提供されているので、そこに乗っかればいいだけ。各ソーシャルメディアに情報を伝播させていく全体設計。
公式ページやFacebookに情報を載せたことをBlogやTwitterで告知…みたいな感じになっていくのかな。

メリット

その他のFacebookページのメリットについて考えてみました。

bold;">フィードバックが得られやすい:Twitterでリプライ返すのはコメント内容を考える必要があるけど、イイネなら気軽に押せる。何かを褒めるのは気恥ずかしくてもイイネなら心理的抵抗が少ない→肯定的な評価が伝播しやすい。
bold;">フィードバックがわかりやすい:リンクをシェアした場合など、それらがユーザーのニュースフィードに何回表示されたか(コンバージョン)とフィードバック率(コンバージョンあたりのイイネやコメントの数)が表示されるのでどういう反応があったのかわかりやすい。

一例として。Twitter上のこのコメント

picolkunpicolkun: 特番「衝撃映像再生超人アテレコマン」のスタジオ収録終了。明日のスケジュールは、朝から次の昼まで。立て続けに4つ仕事。時計が一周回ってもう半分仕事。眠れないぞ。生きろ、俺。死ぬな。死なないでくれ俺。
Facebookページ上にも表示されましたが、そのインプレッション数は1,673、反応は1.1%でした。
この反応率をTwitterのフォロワー9万人にあてはめると、1010のリプライやふぁぼがあったことになる(…のかな。恐らく)
favstarで見る限りふぁぼ数は10。数えてないけどリプライさすがに1000はなかったでしょうから、Twitterと比較してFacebookの反応率はかなり高いと思われます。
まだユーザーは少ないですが、今後増えていったらかなりの影響力を持つようになるのでは。

bold;">情報のリアルタイム性&後からでも参照しやすい:Twitterと同じように即時性があるが、TwitterではTimeLineが流れて行ってしまうのに比べてFacebookページには情報がある程度まとまっているので後からでも参照しやすい。→出演情報やライブ情報など、集積地点となることが可能。
bold;">支持者がわかる: どういう人たちが自分を支持しているのか、ファン層が見える。管理ページからイイネ!を押してくれたファンの年齢層や性別の統計が見れます。
bold;">支持者の好みがわかる:どういう投稿が支持されていてフィードバック率が高いか、投稿ごとにイイネを押された数やイイネ数の推移もわかる。

活用方法

bold;">ウォールへの投稿:Twitterと連携してFacebookページに投稿することも可能。Facebookのウォールに投稿したり、イイネ押したり。
bold;">写真のUP:投稿した写真がイイネ!を押されてユーザーに広まる。写真ページで後からまとめて参照することも可能。あとファンが投稿した写真がタグ付されてアルバムページで見れたりする。
bold;">動画のUP:投稿した動画がイイネ!を押されてユーザーに広まる。中田さん動画編集趣味だそうですが、そういう動画がUPされてたりすると嬉しいですよね…。
bold;">ディスカッションボードの活用:出演情報とか。その他ファンの情報交換や交流
bold;">その他コンテンツ:ツアーのお知らせとか各種情報ページなど。(いろいろ作って実際に試したいんですが現状Facebookページ上で静的コンテンツを作る手段がFBMLからiframeに変わるとかで待ち状態。スケジュールとかMapとか年表とかここに統合させたいんですが…)

「(出演情報など)ファンが求めている情報の集積」と「(写真や動画など)フィードバックを得られやすい情報を投下」が盛り上がる秘訣かなと。
ファンであるユーザーにとっても楽しいFacebookページですが、対象の有名人にとっても有益なツールだと思いますので、もっと公式Facebookページを開設してくれる有名人(というか主に芸人さんね)が増えたらいいなーと思います…。

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