放映されなかった『芸人ちゃんネタ祭り』の裏側
ちょっと遅くなりましたが、昨年末12/23に放送された『芸人ちゃんネタ祭り』観覧に参加させて頂いてたので、放送でカットされてたトーク部分などを思い返しつつ書いてみました。
オリラジあっちゃんの「先輩の楽屋攻め」の様子
先輩づきあいが苦手。だけどなんとかコミュニケーションをとりたい…！というあっちゃんが「少ない時間で先輩と打ち解ける方法」として編み出したのが収録の待ち時間などに先輩の楽屋を訪問することで距離を詰めようという「楽屋攻め」の作戦。
オリラジがネタ準備で離席中、品川さんが「中田マジメなんですよ、先輩と仲良くなりたいから本番前とか先輩の楽屋に遊びに行くようにしてるらしい」とこの楽屋攻めの様子を話題にしてくれました。
すると設楽さん「あー！だからあいつ今日俺らの楽屋に来てたのか。全然帰ろうとしないで居座るから。そんなに親しくないのに何で？って思った」と、やはり突然の訪問に違和感を感じていたらしい様子w
品「楽屋行ってもなかなか話すきっかけが掴めないから作戦立ててるらしい。ちょっと失礼な位が可愛がられるからって『お茶もらっていいすか？』って先輩の楽屋においてあるケータリングのお茶もらうようにして距離つめたり話のきっかけ掴むんだって」
お茶くらい別に失礼でもなんともないのにねーそんな作戦立てるとこが真面目だね、と笑う皆さん。
設「あー！やってた！それでか！お茶飲んでたわあいつ！で、楽屋にお団子があったんだけどあいつ『お団子もらっていいすか』って言うから俺、『何言ってんだダメだよ。やらないよ！』って断った」
団子位あげればいいじゃん！と笑う田中さん、だってそんなに親しくないもん！と主張する設楽さん。いやー団子はちょっとまだ早いよなーと苦笑する品川さんｗ
理論で攻めようとして微妙に失敗する、あっちゃんの不器用さが現れてたエピソードだと思いました。設楽さんまだまだガードが固い！仲良くしよう作戦頑張れ！
オリラジの漫才への評価
オリラジのネタ後の皆さんの感想です。カットされたの勿体なかったなー。
中田カウスボタンを彷彿とさせる？
緊張しました！相方の慎吾くんがいつもの通り軽い感じだったので助かった、というあっちゃん。
太田さん「緊張してるってわからなかったよ。堂々としててなんか中田カウスボタンの漫才思い出した」 田中さん「あ、お前も？俺もまさにそう思った！」
思わぬ大師匠の名前を出されて「えー！中田だけに（中田カウスボタン…）」と恐縮するあっちゃん。
劇団ひとりの尋常じゃない緊張感
とにかく収録中、ひとりさんの緊張感がハンパなかった。途中からトークにもほとんど加わらずに固い表情でどこかを見つめてる感じ。その様子を太田さんが何度も何度もいじってました。
オンエアでは収録中に何度かいじられてたのをひとつに編集して繋げてあるので、よくよく見るとひとりさんの隣の人があっちゃんだったり土田さんだったり、位置が入れ替わっていますw
劇団ひとりのオフの過ごし方はラブプラス
ひとりさんのネタ終了後。会場も爆発的にウケてたしあのネタすごかったねー。しかしあのキャラ、覗きはするわ盗撮しようとするわ最悪だよね、気持ち悪いー！という話で太田さんが
「なんか休みの日はひとりでモニターに喋りかけてるんでしょ？」と。
ひとりさん、モニター‥？としばし考え、ああDSですかね。ラブプラスのこと？と。「バイト先の先輩、ねねさんと付き合ってて〜」とラブプラス話になり、「臨場感を出すために声に出してねねさんのセリフに答えたりしてるんです」などと答えて会場若干引き気味でしたw
たしかラブプラスは慎吾くんもやってたはずなんですがこの話には入ってきてませんでしたねー。いつもはアグレッシブにトーク介入してくるオリラジでしたが、さすがにこの顔ぶれではいつも入ってくるようなところでもなかなか入ってこれない、という感じもありました。
品川庄司の関係性
NSCに入ってから出会ってコンビを組んだので、友達の期間がなかったと言う品川庄司。楽屋では一言も話さないがお互いBlogやTwitterのチェックはしたり、メールのやりとりはしているらしい。
「音楽のことは庄司に聞くって決めてる」
メールは品川さんが「小沢健二と一緒に歌ってたのだれだっけ？」というようなメールを出し、庄司さんからは「スチャダラパーだよ」というような返信が来る。(そっちか‥小山田圭吾の方かと思ったよ‥。太田さんもそう思ったのか「ケヤマダ？」だったかなんだったか惜しいのか惜しくないのかわからない返事をしていたww)
そして品川さんは聞いた質問の答えを忘れてしまうので、また「昨日聞いたの誰だっけ？」とメールをして、庄司さんがまた「スチャダラパーだよ」と返信。
そんなの周りにいるやつとか後輩とかに聞けばいいじゃん、という太田さんに「俺、昔から音楽のことは庄司に聞くって決めてるんですよ」という品川さん。「なんだかんだいってお前ら仲良いんじゃん」と太田さんがコメントしてました。
オリラジもメールのやりとりを良くしてるのでここで入ってきてもおかしくない
男の前説：瞬間メタル
前説は瞬間メタル。前田ばっこーさんとタケタリーノ山口さん*1。男のあるあるなど熱演でした。
前説と休憩時間の中説、かなり長い時間まかされていて、もう演じてる方も見てる方もへとへと＾＾；ミニコント、ダンス、最後は太田社長の話など。ネタが尽きてしまうんじゃないかと思いました。
「あっそーれ男のコント！男のコント！」とか「ステラテラテラ…スパーン！」とか耳に残る中毒性。出演者の方（土田さんだったかな）もいじっていたｗ休憩時間に春日がタケタリーノさんと喋っていたり。そういえばキャラ☆キングで共演してましたねー。
太田光の自由さ
収録中、太田さんの自由さがとにかく際立ってました。誰かのトーク中もお構いなしに入り込んで奪う奪うｗ
脱線するたびに土田さんが元に戻す感じ。「太田を止められるのは土田しかいない。」というのが定説になっているようで、爆笑問題の特番ではかなりの確率で土田さんがブッキングされているそうです。土田さんがいないと止める人がいなくて収録時間がバカ長くなるそうで…たまに土田さんがいない番組があったりすると後でスタッフさんから「あの番組どうして出てなかったんですか？長くなって大変だったんですから…」と恨み言を言われるそうですｗ
中川家の礼二さんも対処がうまかった。友近との即興コントに太田さんが無理やり入ってきたんですがキャラ設定が噛みあってなくて支離滅裂に。破綻しかけたところをうまくいなしてやりすごしてました。
若林さんと慎吾くんのお買いものトーク中にも「若林！お前ソフトボール部の女子でよくいるよな！」といじりたおしたり、加藤夏希話の時もなぜか一見関係なさそうな（そして実際あまり関係のない）瀬戸内寂聴のエピソード出してきたり、トークが脱線して分断されるので、若手のオリラジやオードリーは自分のペースに持って行けなくて話しにくそうでした。爆笑問題の番組では対太田戦略を練って、太田ワールドでの戦い方を考えないといけないんだろうなぁ。
などなど、ネタ以外の部分についてでした。なんとなくまだ思い出せそうな気もするのですがとりあえずこのへんで。
ネタについて。
劇団ひとり、友近、中川家などもさすがといった感じでした。
特に印象深かったところだけメモ。
- オードリー
- 「引退セレモニー」あんなボロボロに噛んだり間違ったりする若林さん初めて見た＾＾；先輩たちの見てる中で久々の漫才という緊張感ものすごかったんだろうなー。レアなものを見ました。逆に春日の安定感たるや。頼もしいー！
- バナナマン
- ヒム子が板付きで明転するだけで笑いの起こる会場ｗ ヒム子と設楽さんの笑いあり涙あり？なんかいい話でほっこり。設楽さん男前すぎて辛い。
- 関係ないけどヒム子の持ってたアナスイのミニトート、確か何かの雑誌の付録だ。私も持ってる！ｗ
- 「お会計してー！」が爆発的にウケて笑いすぎて苦しかった。あれ以来日常生活でもたまに使います（脳内で。）
- オリラジ
- ひっさびさのテレビでのネタ披露！しかもそうそうたるベテラン揃いの検索ちゃんのネタ祭り！こんな大舞台に芸歴6年目の彼らがいるなんてすごいことですよホントに。一般のお客様的にはあんまり漫才ってイメージないだろうし。ありがたいことです…。観覧のお客さんで「えー武勇伝やらないの？見たかった」と言ってる人がいたｗ
- だいぶゆっくりめの入りで、いつもより丁寧に漫才しているようでした。エンジンかかるまでの助走だったのかな？自己紹介のくだりなどがちょっとカットされてて残念。でも先輩方でもがちがちに緊張する大舞台で、きちんとやりきったしウケてたし立派だったー！（母の目線か）あっちゃんの顔の白さハンパなかったｗ
- Ｍ-1出場の機会には恵まれませんでしたが、何かある意味彼らにとっては2010年を代表する、大きな意義のある大舞台だった気がします。願わくば今年もまたこういう機会がありますように！
