KOC2010決勝、感想
本編感想。
TKO『葬式』820点
ロッチ『催眠術師』826点
- 「犬になれ」「なるかアホー!」指パチで対抗しようとするのを「させるか!」と手をおさえるところ。コカドさんひどくてウザいキャラが出てて爆笑w
- 「今のところ一位ですから」コメントでふんわりなった創ちゃんを「ここで笑いとらなダメなんですか」とかばうコカドさんw 松ちゃん「ダメです!取った方がいいとは思います」「コントがんばったんでぇ〜」松ちゃんに食い下がるコカドさんハート強い!
- 一本目と二本目どっちが自信あるの?と聞かれて「答えてしまうと、ああ自信のある方なんやーと思われてしまうので…」うまくかわすコカドさん頭良い。
- コメント、三回戦「走れメロス」と準決勝「宝くじ」で検討した83幕府にふられる!嬉しいw 次に見るときはフリーじゃないような気がします^^
ピース『山婆』827点
- 事前V。うまいこと二人の個性を紹介してました。決勝発表の瞬間、綾部「決勝進出したって」又吉「(笑いながら)嘘や!」ピースも意外だと思ってたのね。
- このコント見たの3回目。そんなに好きじゃないんですが今日はウケてたなー。あまり芸人ウケするタイプではないと思ってたけどそんなことはなくて、観客席も芸人席もウケてました。浜ちゃんも「なんやねんあれw」つい突っ込みたくなるくらいお気に入りだったようで。
キングオブコメディ『誘拐』908点
- 事前Vで芸人さんたちが一番ウケてたのがキンコメでした。父の借金…今野似の子供…で爆笑w
- 痴漢ネタは使われなかったのねw
- 愛を届けようとするロッチと、幸せにしてくださいと訴えるキンコメ。
- 「まだこどもなのだから…」こにくらしい今野さんに的確にボディーブローが入って傷めつけてもらえるので爽快感がw
- 電話越しに犯人像を伝えようとする、という予選の展開から、実は誘拐された子供が義理の父親に冷たく接し、犯人とまさかの関係が判明するまさかのオチに変更wびっくりしました!
ジャルジャル『くしゃみ』829点
- 観客席はすごくウケてた!芸人席はちょっと温度差があったけどそれでも2位!技術点が入ってる気もする。後藤さんの演技が好き。「ひゅっ・・・」とか。
- コントは割と皆そうかもしれないけど、ジャルのネタは特に発想勝負なところがあるので初見が一番面白いかもしれない。個人的にはジャルのネタで何度でも見たいと思うネタは限られてる…。(「ベリベリ」「幼なじみ」が好き)
エレキコミック『おとしだま』726点
- やついさんの演技でおしまくるネタが好みと合わなかったのかなー…低得点。しかしそんな状況も悲壮感なく逆においしくできるエレキはすごい。いっきに会場のマスコット、いじられ役に…?^^;松ちゃんにお年玉を要求するやついさんのハート!
しずる『シナリオ通り』898点
エレキコミック『たこ焼き』720点
TKO『モロゾフ後藤ディナーショー』916点
- 以前の設定ではひとり客だった気がするんですが今回は連れがいる設定みたい(ワイングラスがふたつ置いてある)ただツッコミはモロゾフ後藤に対してされてるのでひとり客設定の方がしっくりくるなー。
- 目張り入ったモロゾフ後藤のメイクが面白いwアロハとハットの衣装もいいw
- 「踏んでる!」マイクのコード引っ張るこの部分が一番好き。「スタッフに厳しすぎるやろ!」
- 最後、モロゾフ後藤がはけて暗転。ふんわり終わっちゃって観客席から「ええー!?」の声が出てました。これ、以前ははけた後にモロゾフ後藤が「今日のお客固かったな」としょっぱいディナーショーを客のせいにして、いやマイクまだ音入ってるー!というのでオチだったはずだったんですがどうして削ったのかな。時間制限?
- この時点で本日最高得点の916点!手を叩いて喜ぶ「都市伝説ですけど優勝者はバツ1の禿げが多いという…」
ロッチ『万引き』
ピース『ハンサム男爵』942点
- 昨年のKOC予選で見たネタ。虐待しているようで実は優しい、化け物とハンサム男爵の原宿デート。プリクラでちゃんと笑顔になったりする小技がいいなー。
- そんなに好きなネタではないんですがふたりならんでハゲでツノという時点で見た目おいしい。
- 「僕ジーパン似合いますかね!」「絶ッ対に似合うと思うから連れてきたんだよ!」やさしいー!
- またも本日最高得点942点。浜ちゃんに叩かれてヅラがずれる綾部さんw
ジャルジャル『おばはん』898点
- んー…難しい。「おばはんと言い続けられる不条理さ」だけだと途中で飽きてしまいました。他の展開があるのかな?と思ったんだけど。ただ後藤さんのおばはん姿はなかなかそれっぽくてよかった!
- ジャルジャルらしさ、なんだろうなぁ…と。すごく悔しそうだったんだけど、正直優勝するにはこのネタどうなの…?と。あわせにいくつもりはないんだろうな。ただ松ちゃんからも「思ったよりも低かった」コメントありましたね。
ラバーガール『ミステリーツアー』830点
- 特に力むことなく二発目発射!昨年の予選ネタですが格段に面白くなってました。
- 「話の髪合わないやつでしたね」「いやこっちが会わせないとだめでしょ」物わかりのいいお客さんの飛永さんw
- やりとりすごく面白いんだけどさらっと終わりました…「悪くはないね…」「ラバーガールですよ。今ネタをやったのはラバーガール。」何度も名前を繰り返してくれるダウンタウン。
- 4位ですから!と取りなされて「4位ですけどまた抜かれるもーん…」ラバーガール好きだw
CM中トイレに…と裏にひっこんだけどすぐ戻ってきた松ちゃん。スタッフに囲まれて「ひとつの便器でふたりで・・・!」と訴えてたので何かと思ってたら、CM明けで「ここのスタッフは司会者がトイレにいくことを想定してないんですね…ひとつの便器でふたりでしてたりしてましたから」と^^;結局行けなかったようで。
しずる『監督と俳優(パンティ)』772点
- コントがはじまり監督と俳優が見えた瞬間、カリカ家城さんが「あいつらあれやるのか…!」みたいな感じで爆笑していたwシュール5の星だもんね。
- 昨年のロッチの巨乳連呼ネタを思い出させられるパンティ連呼ネタ。思ったより盛り上がらなかったなーという…。
- このあたりからかなり悩み悩み「うーん…」という表情で得点入れている審査員が多かったです。
- 772点、予想外の低得点に会場からえーーという声も。でもやっぱり、審査員席はそんなにウケてはいなかったんだよね…。今回は本当に全組、ウケ通りの得点が入ってました。
キングオブコメディ『教習所』
- 紹介V、一本目のコントで顎下にピストル突き付けられる今野さんの表情に会場爆笑w芸人席からも「いい顔するんだよなー」の声が聞こえてきてました。
- パーケン噛んだ…!息切れしてる?伝わってくる緊張にドキドキ。今野さんのブレなささ安定感がすごく頼もしく思えたTT
- バックするシーンのカメラワーク素晴らしい。今野さんの真顔にやられるw
- 862点以上でキンコメの優勝…。得点の発表…の前にコマーシャル!
結果発表
- さてどうなるどうなる…?CM中に司会台が取り払われ、ステージ中央にピースとキンコメが並びます。
- CM中、綾部さん晴れ晴れとした笑顔でパーケンに「やりましたね」みたいな感じで話しかけていてパーケン「いやぁー…まだわかんないよ」みたいな表情。パーケン、綾部さんの小道具の杖の先端の白い丸の部分を触って「あ、意外にやわらかいんだね」みたいなやりとり。綾部さん「コイツで叩いたりするんで…」とちょっと杖でまったんを叩くしぐさをしてみたり。このやりとりめちゃほのぼのした!
- そしてCMあけ、928点!キングオブコメディの優勝!あーーー良かった!ピース悪くなかったけど、二本目のキンコメ万全じゃなかったけど、それでも優勝はやっぱりキンコメであってほしかった!
- ファイナルに残った時は心配したけど、ピースはがっつり爪痕残しましたね。正直、ピースにとってはKOC優勝者として露出していくよりは2位の方が変な先入観がつかなくていいと思うし。2位っていうのはこれ以上ない結果だったと思います。
- 頭上から降り注ぐ祝福の金色のテープ。浜ちゃんの髪にも、まったんの髪にも最後までついていたw
- 他のファイナリストもステージに。悔しそうなジャルジャルしずる。それに対して中岡さんが終始にこにこしてたのが印象に残ってますw中岡さんは楽屋中継でもにこにこしてたのをカメラむけられると急に引き締まった表情作ったり…ほんと楽しかったんだなぁ。結局舞台からはけるまでずっとにこにこしてました。いい人なんだなぁwほっこり。
会場はそこまでピリピリと張り詰めた感じではなく、終始あたたかい空気。ダウンタウンもあったかい。
芸人さんたちもCM中に立ちあがって背伸びしたり、短いCMや紹介V中にあわててトイレに行ったりw大興奮!熱狂!という感じではなかったけどなにか「よかったよかった、丸くおさまったねー!」という感じの大会だったんじゃないでしょうか。
帰りに観覧客におみやげで配られたオロナミンCをもらいました。
東京3回戦、準決勝と予選からじっくり見てきた今年のKOC。まさか決勝までこの目で見れるとは思っていませんでしたが、本当になかなかできない貴重な体験ができました!
さて、KOCが終わったら次はM-1ですね…