カリカ単独ライブ魔王コント 気になること

気になること。未消化だけど書き出してみる。
カリカの舞台は、最後のパーツは観客に託されてて、それぞれの観客の解釈によって完成されるような、そんな印象。どう味付けしてどう完成させるかは見る人次第なのかなとか。

着流しとスーツの意味

演歌が重要なモチーフになっていた。着流しとスーツそれぞれの持つ意味は?
死体からスーツを奪う事の意味は?そもそもあのスーツの死体は誰?意味があるのか無いのか。
お下品夫人との戦いではスーツ。846章でNo2に登りつめた際は着流し。

蝉の声

冒頭のスラム地区やみゆき姫のシーンでの蝉の声
蛙の声

伝説の剣カリカ

それを手にしたものは初期衝動を蘇らせる。
剣を守る王様1200歳。みゆき姫は750歳。かれこれ800年もそんな事をやっている。

資格

  • 「俺らの音楽は親とか両親とかリスペクトしてないやつは聞く資格無いし」
  • 「世の中に資格が必要なものなんて何ひとつないのよ」

魔王というシステム

人類=守らないと滅びてしまうもの。魔王という共通の敵を置くことで人類同士の戦いを防ぐ。
ランディーは魔王になるよう上の神様に頼まれた、という。
邪鬼は林景荘は魔王を討伐を誓った人間だから生き返らせるようにと神様から言われた、という。
ランディーに魔王をやらせている神様と林に討伐させようとしている神様は一緒?
ランディは魔王がいなくなると人類滅亡すると信じていたようだけれども、本当ならば神が裏でそれを手助けするようなことをしているのはおかしい。
もしかしたら、人類を守るためには魔王という存在と、それを討伐するというサイクル自体が必要なのかも?(魔王はいずれ討たれなければならない)
ランディー以降は「タイガーバームの神=魔王」の兼任なわけだけれども、虎が案外簡単に討伐できる(リッキーも六匹倒せてたし)ことを考えるとタイガーバーム収集はかなり難易度の低いクエスト(それでも成功するのは数百年にひとり)で、なのに集めた相手に魔王死ねと言われれば死なないといけないとなると魔王にとってかなりのセキュリティホールタイガーバームは魔王のアキレス腱と言えますね。できればそういうことのないよう別系統にしてタイガーバームは他の神様(魔王より下位の。ピッコロ大魔王とシェンロンみたいな位置付けで)がやった方が良い気がします。なんてね。
ランディが死んだ後なぜ林は後をついでシステムの一部となる事を選んだのか?父殺しの構図?超えた後はそれを継がなければいけない‥?
三途の川で生き返ってからNo2になって魔王の間に行くまで13年。カリカの芸歴と同じ。殺しにきた?と聞く魔王。魔王の存在って‥?

演歌とラップ

ジャパンカルチャー演歌をこよなく愛する男 林景荘は魔王を殺せなかった
ラップを愛し両親をリスペクトすることを推奨する男はためらわず魔王自身に魔王の死を願った。
システムを破壊する事ができるのはどういう人間か。そして破壊された後に再構築する事ができるのは‥?