ダイノジ大谷×麒麟川島トークライブ2 (11/12)

忘れないうちに書いちゃう。内容盛りだくさんでした。すごく楽しかったー！思い出したら追加するかもしれません。
(23:44　青字追記）

吉本はヒドイ

今回のイベント、結構お客はいってるのに、これのギャラ1万よ！？ひどくない？という大谷さん（ホントかな？）
川島さんは単独イベントやった際、ギャラが2000円？だったそう。一人分の入場料とおなじw
- 川島「結構打ち合わせとか練習とかいっぱいやったのに…マックで3時間働いたほうがよかった。まぁ楽しかったんですけど」
京橋花月にある麒麟フレームのプリクラ(300円）を1枚とると麒麟に1円ギャラが入るそうな。

R-1について

R-1記者会見。芸人は一生懸命ボケるが使われるのはキャッチーな一言のみ。今年は庄司のミキティ発言。
あれは昨年エハラが決勝時に楽屋に彼女を連れ込んでいたのを責められた件にかぶせての発言なのに、見出しになるのは庄司のみ（「庄司今回もミキティー頼み？」とか。）読んだ人は庄司がいきなりミキティーを持ち出したと思う。変に歪められる。
COW COWの多田さんとかよしさんとか必死にボケてたけど一個も使われない。
- （そう考えるとガリクソンがエハラにプロレス仕掛けたのは双方にとってGJなのかも。少なくとも記事に取り上げられてたし。）
今年は大谷さんも川島さんも出る予定。（おー、俄然楽しみになってきた！）

相方トーク

麒麟結成のきっかけは、田村さんから川島さんに「コンビ組んでやってもええで」といきなり上から目線で言われたこと。
- 川島「最初は嫌でしたよ…なんでこいつ上から目線なんやって」
田村さんは本当に変。大谷「あいつほんとにすごいエピソードいっぱいあるよなー」
- 楽屋で寝ていたら、姿見がちょうど覆いかぶさるように倒れて来た。目をあけたら目の前に自分が！魂になって上から自分を見下ろしているんだと勘違いして「死んだーーーー！！」と絶叫
- baseで数時間寝入ってしまったのを10時間くらい寝てしまったと勘違い。昼のはずなのに外に出たら暗い！思わず「死んだーーー！！」と絶叫
  - 川島「すぐ死んだー！って言うんですあいつ。」
大地さんは良く絡まれる
- 電車の中で女の人にハイヒールで思い切り足を踏まれていたので「踏んでますけど！」と注意したら「でしょうねぇ！」と逆切れされた。
- 渋谷の駅前でフリースタイルラップの集団にdisられた。「オレの隣にむかつくやつがいる！Yo!Yo!」と言われたので「Me!Me！」とあわせる。大谷「普通そんなことします!?」
田村さんもよく子供に懐かれいじられる。
- 大阪でロケをしていると子供たちが田村さんに「乞食のおっちゃんーー！」と声をかける。川島「その収録すぐ使えなくなります。」

麒麟ってスゲェ（by大谷さん）

なぜか大谷さんが話に出す有名人のほとんどに会ったことがある川島さん。

原監督は大喜利王だ、とその素晴らしさについて熱く語る大谷さん。
- ほとんどこじつけw 川島「さっぱりわからへん。外国人と話してるみたいや」
- 川島「原監督お会いしたことあります」大谷「えぇっ！？麒麟スゲェなぁ」
大谷さんの息子さんはアンパンマンが大好き。一緒に見ているがストーリーは意外に深い話が多い。バイキンマンの哀愁とか。
- 川島「やなせたかしさんお会いしたことありますよ」
- 麒麟のイベントのポスターを有名人（ジブリとか庵野とか）に電話で依頼するという企画Vがあった。
- 「結局皆に断られたので麒麟がお互いを描きました」というオチにしようと思っていたのに予想外なことにやなせたかしさんが快諾してくれた！
- やなせたかしさんは「てのひらを太陽に」の作詞でも有名。毎年大晦日はNHKの近くにホテルを取って宿泊している。（急に紅白出演のオファーが来ても受けられるように。紅白は生放送だからそんな急にオファー来るわけないのにw）
川島「B'zの稲葉さんお会いしたことありますよ」大谷「えぇっ！？麒麟スゲェ」
- サマソニのメインステージで麒麟が漫才をやった際の次の出順がB'zだったそう。
- 大谷「俺サマソニ何回も出てるのに！！」「サマソニで漫才やるのなんて大阪だけ。どんだけ漫才好きなんだよ！」

M-1について（ほとんど大谷さんのターンw）

歴史から流れをくみとる。3年ごとに変革が起こる。新しい漫才の形が評価されていた時代から、手数とスピードが評価される時代へ。NON STYLEは手数とスピードの漫才のお手本。流れで言うと今年も連覇してもおかしくない。
明らかに吉本の若手芸人は影響されてスピードと手数の漫才をやるようになった。何組もいる。でもスピードと手数の漫才の頂点には既にNON STYLEがいるから同じことをやっても難しいだろう。そのスタイルを破壊してくれるコンビが出るかどうか…？
今、調整の時期に入ってるからルミネではいろんな芸人がM-1用のネタを試している。持ち時間10分あるのに、主だったコンビはみんな4分くらいで舞台を降りてきてしまうwなのでラストのショウショウやはりけ〜んずが20分くらいやるはめに…www
- 川島「誰に迷惑かけてんねんって感じですよ」笑ったww　最近ルミネ行ってないなあ。見に行きたいなあ。
笑い飯の【思てたんとちがーう！】は『自分がこんなところで落ちるとは』というのと『この大会がこんな風になるとは』というダブルミーニング。あの場にいた芸人が全員思ってたことを代弁した。しかもあの発言が一番ウケてた。
南海キャンディーズもかなり本気。新ネタおろしてきてる。山ちゃんはストイックだし天才。もっとガッと来てもいい。嫌わないで上げてください。（私は大好きですよー！）でもね、山ちゃんがそういう気持ち悪い好かれない風に持っていくんだよね。
トータルテンボスの大村さんは47都道府県ツアーをやった。わかりやすい形で努力を見せる。よく考えてる。（キングコングもNON STYLEもやりましたね。M-1対策としてはやはりいい方法なのかも）
敗者復活は寒いところで漫才をやるから、手数と笑いの量が多い漫才が勝つようになってる。世界観を見せるような漫才は不利。だからPOISON GIRL BANDとかは、準決勝で勝ち抜いたら決勝これるけど、敗者復活から決勝に来るのは難しい。

健康、仕事、人生について

川島さんは禁煙はしない。カナリアの安達さんと禁煙勝負をした際も安達さんがすぐギブしたのでその数時間後からまた吸い始めたw一時期タバコやめたら声が高くなってきてしまった。またはじめたら声が元に戻った。
以前HIVの一次検査で陽性が出たことのある大谷さん。もし本当に陽性だったら芸人は続けられない。イロモネア収録前に、電話口で泣き崩れる妻からその知らせを聞き「もうこれが最後の仕事だ」と思って収録にのぞんだ。収録が終わっても楽屋から帰ろうとせず、他の芸人が帰っていくのを最後の一人まで見送った。その後の精密検査で陰性だったが人生についていろいろ考えることができた。
大谷さんいわく、成功する人は一喜一憂しない。褒められても舞い上がらず、けなされても凹まない。
- なので今年は仕事をビッチリいれることを心がけた。一仕事終わった後にそれについて考える時間をあまり作らないように。常に仕事に追われている状態。自分としては効果があったとのこと。（参考になります。）
川島さんの座右の銘は「知らんがな」気にしすぎて考えすぎると眠れなくなる。以前はいっぱいいっぱいだったが、中川家礼二さんから「いつも全力でいなくてもいいんやで。手ぇぬけばええやん」と言われてスッと胸が楽になった。川島「嫌やったらミニコントにしてしまえばええやんって。」「まぁ、あの人、手ぇ抜きすぎなんですけどねww え、ここで！？てとこで行かなかったりする。」www
川島もけなされたりするの？と聞かれて。一時期ファンレターで毎日凹むようなことを送ってくる人がいた。
- 『お前今日テレビに出てたな。いっこも面白いことしゃべってなかったな！やめてまえ』まぁこれはいいとして
- 『お前今日のCSの番組で…』『お前今日のオンラインでこんなこといってたな…』そんなのまで見てるのかwそれってファンじゃん！
- 川島「めっちゃ追ってくれてますやん！ありがたいことです…」
基本ストレスは感じていないという川島さん。イケてなかった中学生の時に比べたら今は天国のようなもの。ノーストレス。
麒麟は来年漫才ツアーをやるつもり。ツアーやライブをやるのは、ツアーやライブから開放された後に休日の喜びを満喫するため。大谷「それって完全にMの発想だよねw」

その他

- 天津向と秋葉原に遊びに行った川島さん。メイド肩もみ屋？でオプションメニューでビンタしてもらう天津向。（2発1000円）
- 大谷さんがSMクラブに行った話。結論、大谷さんも川島さんもMじゃない。
- クレヨンしんちゃんを熱く語る。
- ドラえもんを熱く語る。
- 川島さんはドラえもんと怪物くんのフィギュアを集めている。が、結構キリがないらしい。中野によく出没。

感想

東京カルチャーカルチャーは初めて行きましたがオシャレなロフトという感じ。特別メニューというのがあって、「ノブ茶：ほんのり温かい、大谷さんをイメージしたゆず茶です」「麒麟チョコ：乙女に大人気！川島さんをイメージしたホットホワイトチョコ」みたいなドリンクがあるんですが、開始後にふたりが
大谷「オレぜんぜん温かくない人間ですけどね。キンキンに冷えた水道水くらいでちょうどいいくらいです」
川島「カルキたっぷりのw」
川島「オレのイメージでストロベリーホットチョコ！？そういうイメージ？もっと渋いとか言われるんですけど」
大谷「玉露とか抹茶とかね」
とクレーム？をつけたところ、休憩時に【作り直しました！】の映像とともに新メニューがwwスタッフナイス。
「大谷シトラス：冷たい男、大谷さんをイメージしたキーンと冷えた柑橘ドリンク」
「川島カルピス：渋い男、川島さんをイメージしたカルピスです」なんで渋い男でカルピスなんだ？という疑問は残るものの、スタッフの愛とセンスを感じましたw

大谷さん、お笑いトークラリーの時は、なんというか「ちょっと嫌なヤツ感」が漂っていたような気がしたんだけど（なんでだろう〜？話す内容？ホストとの距離感？）昨日はホント楽しそうにリラックスして好きな事をしゃべっていて、話す内容はすごく面白いし、サービス精神旺盛だし「ちょっとウザい時もあるけど面白くて気のいいおじさん」という感じでだんだん好きになってきてしまいました。
会場が横に長くて、私たちは舞台ほぼ真横のカウンターに座ってしまったのでちょっと見難かったんだけど、大谷さんはぎりぎりまで椅子を奥に引いて、真横の私たちにもちょくちょく視線やったり顔むけたり心配りしてくれて、すごいーー！エンターテイナーだなーと思いました。

川島さんは、暴走する大谷さんをはんなりといなして、的確なつっこみ、鋭いワードのチョイス、かなりツボでした。
特に大谷さんがHIV疑惑のさなかのイロモネア収録でぜんぜん集中できなくて…という話の際、大谷「モノボケやってる時も…」川島「頭の中はサイレントですね」と言っていたのがツボすぎたww
冷静。いいバランス感覚持ってるんだろうなぁ。

共通点はないはずなのにバランスのいいふたり。すっっごく面白かったーー！2時間あっという間。
来年からカルチャーカルチャーでオールナイトができるようになるそうで、次回はオールナイトで！とのこと。
オールナイトは体力的にきついのでもう卒業…と思ってたんですが、今回すごく面白かったのでもしやるんなら行ってしまうかもな〜…。
笑える話あり、じーんとくるようないい話あり。いいトークライブでした。

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