はんにゃ単独(8/15)

場所:渋谷A-X

内容はDVDになるそうなんで一応たたみます。(たいしたこと書いてませんが…)

うーん、まぁそうなるよね、という感じでした。ノリはライブスタンドです。
お笑いライブでスタンディングで1500人というのはかなり画期的だと思いますが、
今のはんにゃだったらこれがベストな開催の形なのではないかと。
座ってじっくり見るような感じでもないですし、お客さんも静かに見るっていうよりは賑やかに歓声あげて応援するノリですし。
それに変に通常の劇場の形で発売すると、それこそ良席のとりあいで凄まじいことになりそうですし。
オールスタンディングなら整理番号が位置にそこまで関係してこないし、やる気のある人は前、まったり見たい人は後ろ、とある程度好きな位置が選べるので平和的でいいと思いました。
もはや誰もお笑いライブとは思って見てないだろうからいいのだ。いやだって、ネタじっくり見たいとかそういう感じで来てるんじゃないでしょ?お祭りでしょ?みたいな割り切り。

周囲から聞こえてきた声は
「お笑い関係のライブはじめて!」or「ライブスタンド以来」
「そんなに前で見れなくてもいいや。同じ空気を吸えてるだけで嬉しい!」
「というか同じ場所に存在しているだけでいい」
「カナダちょーかっこいいよね!マジヤバイ!」
みたいな感じで終始テンション高かったです!


ていうかそれならルミネに行ったほうがよっぽど近くで見れるし同じ空気吸えるでしょうに…。


そっか…。人気があるってことは「普段お笑いとか見ないけど○○は好き!」っていう層からの支持が多いってことなんだなきっと。お笑い好きな限られた人たちだけから支持されてるうちは人気者とは呼べないんでしょうね。


内容は「はんにゃチャンネル開局(オープニング)」
→ドラマや○○講座、などTV番組というていのコント数本。幕間に企画V
→「はんにゃチャンネル閉局(ダンス&歌)」
という構成でした。


スタッフロールでは作家さんが5.6人連なり、生バンドで「恋のズクダンズンブングンゲーム」の演奏あり、なぞの歌手の登場あり、ダンスあり、クライマックスでキャノン砲ありと大層豪華だったんですが、
最初の方のひとつふたつのコントを除くと、「はんにゃってこういうことがしたかったんだっけ…?」というようなのが多くてうーん、という感じ。
金田がどんなことしても、どんなブサイクなメイクで出てきても「かっこいいー!」の声援があがっててちょっと可哀想でした。


なんかものっすごく昔のオリラジにかぶります。今の感じは長くは続かないよ。このままでは…。
早く一回落ち着いて、また上ってきて欲しいなぁ…。


はんにゃはこれからどこに行くんでしょう。しばらくは見守りたいと思ってます。

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ただ、幕間の企画Vは結構面白かったです。特に「ラブレター from カナダ」。
普段照れくさくて言えない相方への熱い想いを携帯メールで送信し、それに対してどんな返信が来るかを見る、というもの。
金田が熱い想いのこもった長文メール(最近忙しくてゆっくりふたりで話せないからメールした。いろいろ悩むこともあるだろうけどひとりで抱え込まないで、なんでも俺に相談してください。俺のこと信じてついてきて欲しい。ふたりでお笑いで天下とろうな!いきなりこんな真面目な内容でごめん。明日も一緒にがんばろうな!etc)を送信し、待つこと約一時間。川島からの返信は一言。(ほーい。)
あまりのことに脱力する金田w

あと印象に残ったのは「4コ上」という、ふたりの生い立ちや過去の写真をはさみながらのコント。
サッカー、バイト、サーフィンと、仲間たちと充実した学生生活を送っていて、茶髪にしていたり、浜辺での女の子や仲間と遊んでいる写真など、かなりのリア充ぶりが感じられる川島の写真。
それと対照的に、金田の写真はとぼけた顔でひとりで写っているもので…w
そんな学生時代とは裏腹に、コントで現在の様子(ファンレターのほとんどが金田宛&リーダーシップを取る金田にいいようにパシリにされる)を演じ、力関係が逆転している様子を描写。
川島章良、金田の4コ上」を強調して川島の情けなさを強調しつつ、「金田の大切な相方」とフィーチャー。面白かったです。

他にも「かわしにゃんのカタカナ語講座」など結構川島にスポットが当たっていました。ただ、全般的にアホ&天然&カワイイ推しなんで、それがこれからどう転がっていくかは微妙な感じ…。
がんばれ川島ー!超がんばれ。はんにゃの今後は君にかかっているような気がする。