人間不信とアマチャンのコンビ?「負け犬勝ち犬 サイコパス番付(2/8)」に見るオリラジの心理

「負け犬勝ち犬 サイコパス番付(2/8)」で放送されていたオリラジふたりの心理テストの結果が面白かったのでメモ。

質問『無人島に行きました。どんな島だと思いますか?島の様子を絵に描いて下さい』

中田の回答

  • 無人島なので資源は何も無い
  • 上陸したてなので全体像はわからない
  • 壊れた船の破片が浮かんでいる

先生『資源が無い、天候も悪い。食べるものもない。周りは荒野。ということは周りは甘くない。シビアだという人間不信が表れている。』

コメントも忘れ無言で先生をじっと見つめるあっちゃんw 今田さん「ヴァラエティや!」

「全貌はわからない」というのがあっちゃんらしい用心深さ。『見えるところはこうだ。だが見えない部分は?』と冷静に分析。注意深くて現実的。
「この島は何もない!」と決め付けて絶望するのでは無く「見えてないからまだわからない。もしかしたら他に何かあるのかもしれない。」というのが逆に少し希望や救いが感じられる気がします。
壊れた船の破片は挫折した先人のものだとすれば「うまくやらないとこういう風に失敗する」というメッセージかな。自分のものだとしたら「脱出できない。もう後がない」どちらにしても恐怖と不安とプレッシャー。
全体的に『追い詰められたサバイバー』感がすごいw

藤森の回答

  • 島を上から描いた図。
  • ハワイの近くにある島。
  • ビーチがある。

先生『青い海。山も散策できそう。ビーチもある。世の中に出れば周りは好意が取り巻いている。周りはみんないいひと。人間信頼。悪く言えば他人の好意を当てにしている。』 藤森「はい」

「他人の好意を当てにしている」という先生の指摘に「はい」と即答してしまう慎吾くんw
島の一部分しか描かなかったあっちゃんとはまったく対照的に島の全体図。それも俯瞰図を描いてしまう。全貌見えすぎ!w
「島とかだいたいこんな感じっしょ〜♪」という、楽天的で、ある意味世の中甘く見ているような、舐めた感じが大変ほほえましい。
でも、他人の好意をあてにできるというのはそれだけ周囲と良い関係を築くコミュニケーションスキルや自信があるということで、良いことだと思います。
誰の力も借りずに自分ひとりの力だけなんとかできるというのは幻想に近く、世の中の渡り方としては大変ハードモードで非効率。人間は社会的な生き物なので当然周囲と協力して暮らしていくほうがベター。先生にはアマチャンで騙されやすいタイプと言われてしまっていましたが、そのリスクは知りつつもメリットをとる、こちらもある意味現実的な考え方なのではないかと思いました。

お笑いマニアで一度は芸人を志したものの挫折した経験から「厳しい世界だから大変。無理だ」とお笑いの世界に入るのを躊躇するあっちゃんを「あっちゃんと組んだら絶対売れる!」とお笑いをあまり知らないがゆえに楽天的な慎吾くんが熱烈に誘ったというオリエンタルラジオ結成のエピソードを思い出します。

悲観的に注意深く観察して準備するあっちゃんと、楽観的に「行こうよ!大丈夫きっとなんとかなるよ。楽しいよ」と走り出す慎吾くんの組み合わせがお互いを補い合っていて絶妙だなぁと。
あっちゃんが上陸した島、絶壁などもありつつ実は上からみたら慎吾くんが描いたようなビーチもある気候の良い島だったりして、結局のところもしかするとふたりが見ている無人島は同じ島なんじゃないかななんて思ったりしました。


この【前編】のテストの診断では、あっちゃんのサイコパス度はそれほど高くありませんでした。
しかもペーパーテストは3点と逆に全参加者中サイコパス最低。これは非常に怪しい結果・・・w
【後編】放送は本日2/15(木)深夜。どんな内容か楽しみです。