とりあえずジントニック

長らく書きかけでしたがもうあげてしまう。

  • 場所
    • シアターモリエールとシアターサンモール間違えて焦った…!新宿から御苑前まで歩いちゃったよ…。間に合ってよかった。
    • 出演者が豪華なのでお花もハンパない。所狭しと置かれた花輪。山ちゃんからも来てました。廊下が花の香りでムンムン
    • 席は前から二列目センター。良席わぁい!
  • 内容
    • オープニングVがアニメーション!いい出来。金かかっとる!
    • 舞台上には左手にBar≪LOVE≫のセット(酒棚がLの形)、右手にBar≪HEAVEN≫のセット(酒棚がHの形)があり、ふたつのBarの様子が交互に演じられる。
    • 亮さんマスターのBar≪LOVE≫に集う客(宣伝マン林、キャバ嬢?村上、レンタルビデオ屋タカ)は、現状に失望し、それぞれの夢を語ることを諦めてしまっている。林は会社を変えようとしていたが挫折し、村上は女優志望だったがオーディションを受けるのをやめ、ミュージシャン志望のタカは夢を語るバイトの若者を罵倒する。亮が励ましても効果なし。ジントニックをすすめても頑なに拒み、「とりあえずビール。」
    • 一方のBar≪HEAVEN≫では林さんとタカさんは和気藹々とした感じ。そこに戻ってきたママのカリカ家城さんは…なんとド派手な赤いカクテルドレスに盛り盛りの髪型で女装して登場!意外にキレイ!!まさか…やっしーが美しい…だと!?(あまりのことにやっしーから目が離せなくなる私…)
    • 笑い声が絶えず、皆夢を語っている家城ママのBar≪HEAVEN≫。対照的に沈みがちなBar≪LOVE≫この二つのBarはどうしてこんなに違うのか?実はBar≪HEAVEN≫はBar≪LOVE≫の前に存在していたBarだった。何が起きたのか…?家城ママはどこに消えたのか…?なぜBar≪LOVE≫はできたのか…?
  • 一度は夢を諦めそうになったものの、タカはじめBar≪HEAVEN≫に集う仲間の励ましで映画監督として夢を叶えたトシ。しかしBar≪HEAVEN≫がなくなり、店を受け継いだ亮が開いたBar≪LOVE≫に集ううちに、他のメンバーは徐々に夢を諦めてしまう。「夢を諦めるのだって才能だぜ」夢を語るのなんて恥ずかしい、と、徐々にBarは悪い雰囲気に。
  • Bar≪HEAVEN≫にやってくる珍客その1、Bコース。タカトシと同じ北海道から東京に出てきた劇団員という設定。小競り合いがはじまるが、なぜか真に迫っている。その理由は実際にBコースとタカトシは北海道吉本の同期だからなのである…!となぜか解説が入り、ストーリーが中断されてレフェリー林さんの「Fight!」の掛け声でBコースvsタカトシのいちゃもんバトルが始まるw
    • 「俺らが先に北海道から出てきたのにお前ら売れやがってー!俺らの敷いてやったレールを歩いてきたんだろ!」「お前らの敷いたレールの上歩いたら途中でレールなくなってたよ!」
    • 「お前ら東京に出てきた時は俺ら頼って家の近くに住んでたりしたくせに!」「北海道にいた時はオニギリみたいな車にのってたくせに!」
    • 「お前らの番組に出させろよ!」「プロデューサーに言うと《誰それ?》って言われるんだよ!」涙
    • 「前説からやらせろ!フットンダの前説やらせろよ!」「あの番組、観覧客いねぇよ!」www
  • ぶっ殺してやる!笑い殺してやる!というテイで、たっぷりBコースギャグ披露。かなりたっぷり時間いっぱいw ハブさんの別角度で見た土下座とか至近距離で見れてちょっと感動。
  • 珍客その2カラテカ入江さん。土間土間新宿店の店長というテイで、合コン用語クイズを仕掛けに来る。「全部当てるまで帰りま10!」(途中からクイズじゃなくなるw)
    • ≪関が原≫「大人数で入り乱れる合コンだよぅ!」≪堂本剛≫「正直しんどい合コンだよぅ!」
    • 政権交代≫「幹事が酔っ払った為、途中で幹事が代わる合コンだよぅ!」
    • M-1吐いた復活≫「夜中の一時に酔ってたやつが吐いて復活することだよぅ!」
    • ≪神経衰弱≫「忘れ物を捜すために座布団をひっくり返すことだよぅ!」
    • ≪Purfume≫「かわいいかかわいくないか微妙だけどとっても性格のいい良い子たちのことだよぅ!」
  • 珍客その3 もう中学生。Barにやってきた芸術家志望の若者。
    • タカや村上さん、林さんに夢なんてあきらめたほうがいい!と口汚く罵られながらも「芸術」を披露。
      • ネタは、合唱コンクールと卵や肉の包装パックのトーナメント戦。村上さんとか笑いをこらえるのに必死になってたww
  • Barでケンカが起きるシーンでカリカのふたりが舞台袖から影ナレで解説。本来の林さんの役を入江さんが代役したんですがこれがもうおかしくて…。笑いをこらえるのに必死の演者たち。まったく心折れずに役を貫き通す入江さん。ここ本当に面白くて腹筋崩壊でした。
  • 現状に悩み、「あの時俺があいつが夢をあきらめるのを止めなければ、ふたりで夢をあきらめていれば、友達でいられた。とめなければよかった」と悩むタカに、亮さんはママから託されたジンを使って『人生がやりなおせる』最後の不思議なジントニックを作る。
  • 人生やり直してみろと、しかし分岐点に戻ったタカは、結局またトシの夢を応援する。しかし気持ちは以前とは違っていた。
    • 「俺が先に夢を叶えたら、お前のために曲を作ってやるよ。お前が先に夢を叶えたら…俺が夢をあきらめないように、ドキュメンタリーをとってくれ」(だったかな)
  • エンディング
    • 亮さんとタカが舞台上で全裸(フルモンティ状態)になってポッキーダンス。私の隣の座席にタカさんが脱ぎ捨てたブリーフ(何枚もかさねばきしてたw)が投げ入れられてましたw もーはちゃめちゃ。やるなぁ。
    • 最後に、「この年になってあなたの夢は?」でみんながガチで夢を語るテロップが。
      • もう中「世界中の人に笑顔を」
      • 入江さん「いいとものレギュラーになる」
      • 森三中村上さん「」ご主人と二世代住宅で暮らす…だっけ?
      • Bコースナベさん「彼女と結婚」
      • Bコースハブさん「ロシア美女と付き合う」
      • Bコースタケトさん「」(なんだっけ…)
      • カリカ家城さん「カリカ単独だけで食えるようになる」
      • カリカ林さん「」(なんだっけ…)
      • トシさん「お笑い芸人といえばタカトシと言われる存在になる」
      • タカさん「死ぬまでずーっとお笑い続ける」
      • 亮さん「息子たちが大きくなった時にTVや舞台で活動し続ける姿を見せる」
    • かなりまじめでガチな夢が語られ、感動。
    • 最後の挨拶、亮さんの目が涙でキラキラ…。非常に胸をつかれました。

笑いあり感動あり、ギャグもたっぷり見れてお得な舞台でした。主役の亮さん&タカトシが楽しんでる様子が伝わってきました。
カリカのおふたりの演技力と存在感がすごかった。脇をガッチリ固めてる感じ!ギャグ担当のBコースさん、入江さん、もう中もばっちり。村上さんもいい味出してました。