M-1とかいろいろ:オリエンタルラジオ漫才ツアー「我」@ルミネ(11/14)その3

最後に全体の感想など…。なんか飲んでないんだけど酔ってる感じでちょっとはずい。戯言です。

今回の漫才、最初から最後までふたりがとっても楽しそうに、嬉しそうにしてたのが印象的でした。
ぶっ通しで漫才をやるのはやっぱり楽しいですね、という慎吾くんの言葉。
ツアーは来年もずっとやっていきたい、というあっちゃんの言葉も嬉しかった。

ライブ終わった後、id:NOEさんから頂いたメールの『漫才師としてはまだまだ(良い意味で)発展途上だけど、エンターテイナーとしてはすごい!』という文章に共感しまくり。本当にすごかったし楽しかったし幸せでした。

オリラジを見てて楽しいのは、彼らが着実にやったことを積み上げてきてるところ。
今回のアンコールの演出も、おそらくですけど、歌うまの成功と仙台のハプニングアンコールがあって
「あれ嬉しかったなー」「じゃあ東京でもやる?」「何する?」「歌うまのifやろうかw」みたいな過去の成功体験をもとに作られたんだろうし。
ごく短い間だけど、その過程を見ていて、すごく楽しい。仙台いっといてよかったー!と思った。
(なのでもっと昔から見守って来てる人はもっとすごく楽しいんだろうなぁと思います)
やったことが無駄になってない。ああそうか、あれがあったからこれがあるのだな、と思える。そういうところがすごく好きです。

M-1については、しょーじき、絶対決勝行ける!と思ってるかというともちろんそうではなく。うーんどうかな…どうだろう…という感じです。だって準決勝→決勝ってえらい難関で…。ノンスタ、笑い飯、ナイツ、U字工事、キンコンなど今年ラストの兄さんたちもまだまだひしめいてるし枠があいてない。

ただ仙台で見た時に感じた【いやこれはまだまだ決勝は早いでしょ…】という部分の
その「まだまだ」の度合いが、M-1の2回戦や今回のルミネの我ではちょっと小さくなってた。
短期間にかなり面白くなってきてる感じがして、ひょっとしたら…ひょっとしたら……?
と夢見させてくれる何かがなくもないという。

既にセミファイナル経験者の彼らが、次はM-1決勝を本気で目指してまずいことはなにもないわけで。
準決勝の舞台はもう何回も踏んでるわけですから、ファンとしても
「決勝はわかんないスけどとりあえず今年も準決勝まではがんばりマース」
みたいなぬるい姿勢を見せられるより、「次は、今年は決勝行く!」って真剣に取り組んでる姿を見せられた方が当然応援したくなるし。
6年目でまだまだラストまで間があるとはいえ、M-1自体がいつまでもあるとは限らないし
「戦略をたて、ガムシャラに努力して、格上の相手に全力で挑んで立ち向かう」という彼らの美学から考えると納得の宣言でもあります。

チャレンジャー。失うものはなにもない。
ただしどうせ挑戦するなら全力でやれ!人生を無駄遣いするな!
ぬるい時間から得られるものは何もない!全力を尽くさない者に悔しがる資格はない!

なんかそんな感じで熱くてとてもすがすがしい。

全力でやった結果失敗したっていいんですよ。好きなことすればいいと思う。
もしたとえチャレンジしすぎて中田総理とかのキレッキレの狂気漫才やって、どんずべって3回戦で落ちたとしても、それはそれで今の彼らの自己分析と戦略と実力が現実とマッチしなかったってだけで、仕方ないねじゃあ次はどうしていこうかって話ができると思うし。
準決勝で終わったとしても、連続セミファイナリストてだけでたいしたもんだし。
もし万が一うおおおおお!とガムシャラにやった結果、うまくはまって転んで決勝に進めたらすげええええええあいつらなかなかやるじゃん!!ってなるし、今ならどんな結果になったってOK。
身の程知らずで血気盛んな若造の強みを存分に発揮して欲しいです。
怖いことは何もないし、彼らなら次に進むための糧にできる。
だから守るな守るな!どんどん行け行けー!そう思える。

実力は、そりゃ先輩方に比べたら足りないでしょう。
でもまだまだ伸びしろがあるしどんどん成長していってるから見てて楽しい。
そして、もし成長スピードがM-1の合格レベルに間に合ったら、追いついたら、あるいは…?とか考えてしまう。
(なんというか【ナメック星到着まであと○日!悟空の修行はフリーザとの対決に間に合うか?】みたいなノリですがw)

で、完璧ファン目線でたわごとの部類なんですけど、なんかそう信じさせてくれちゃうような、
もしかしたら準決勝でスーパーサイヤ人になってくれるんじゃないか?と思わせてくれる「何か」を持ってる気がするんです。
(もうたぶんかなり愛で目がくもってるんで自分で自分がまったくあてになりませんが。もし本当にそうなったら楽しいだろうなあ〜と…。)

なのでまぁ結果が出るまでは「もしかしたら…」の夢を楽しく見させてもらおうと思います。
見守ったり応援したりすること自体が楽しくてわくわくします。嬉しいなあ。ありがとー!

ちなみに「我」のあとルミネでは、プライムでフルポンのフルーツトークがありました。同期の単独の様子や客席の拍手、フルポンは楽屋で聞いたりしてたかなーとかちらっと考えて感慨深い。

終わった後、居酒屋でオリラジトーク
むっちゃ楽しかったです。ありがとうございました。