NON STYLE LIVE 2009 〜M-1優勝できました。感謝感謝の一万人動員ツアー〜(10/12)


ビックカメラは良く来るけどよみうりホールは久しぶり。
よみうりホールでかい!全1100席ですってよ!んまぁー…。こんな大きいところで遠くから漫才見るの久しぶりですよ。二階席だったので余計にスケールに圧倒されました。

お客さんもたくさん入っていました。男性二人連れとかもいたかな。各地からも来ているようでノンスタ人気すごい!

各種グッズあり、各地方(東京で14回目)でのファンの寄せ書きあり、セットもこの東京公演1回のためだけだというのにかなり立派で…。
…なぜだか無性に打ちのめされる私w

なんだよ〜…ノンスタちょー売れてんじゃんかよ〜…これが売れてるって事なのね‥、みたいなw

M-1優勝したいです!って言ってツアーやって、本当にM-1 2008の優勝を決めて、
M-1優勝できました!って言って一万人動員ツアーをやって本当に一万人動員して…。
こんなことできるコンビってノンスタの他にいないですよね。

たぶんオードリーもこんなことできない。(スタッフとか事務所の運営力的な問題もあるし。)

一万人集めちゃう動員力があって、各地方限定グッズとか作って、めちゃめちゃ売り上げて…。
(額は言ってませんでしたがトークでグッズ売上も好調でみたいなことを言っていたw)
NON STYLEす〜ご〜い〜…。まさに成功した漫才師
恵まれてる…っていうか実力で勝ち取ってきたんでしょうね。素直にすごい。

オードリーと比較されたってへっちゃらというか、
たぶんNON STYLEの目指しているところはオードリーでは全くないと思うんですよね。
オードリーはテレビにバンバン出て知名度あげて、機会があれば事務所の他コンビにもチャンスをわけ与える、テレビタレントとして成功するというのが主なミッションになってる感じするし、事務所も現時点ではオードリーで客を動員して利益をあげようとはしてないですよね。
イベントもやらんしグッズ展開もするわけじゃないし、裏ケイにも出さなくなっちゃったし。

一方吉本では、テレビ出演ももちろんだけど、その他にライブでの動員力とグッズ売上げが重視されてると思うんです。
人気者で客を集めて、グッズ売って稼ぐのが結構な収入源になってるわけですから。
そういう意味だとNON STYLEは吉本的にかなり優等生かと…。(はんにゃも優等生だけどライブで稼げる感じじゃないし)

今回のツアーでも動員力とグッズ売上げでかなり社内的に評価をあげたんじゃないかな。
エンディングトークM-1 2009への挑戦が発表されましたが、惨敗でもしない限り「漫才の面白い実力派ノンスタイル」は一定の評価と知名度を得て、今後の安定したライブ集客を見込むことができ、吉本での地位を築くことができるんじゃないでしょうか。
で、再挑戦するってことは既にそれができる目処が立ってるってことなんでしょうね多分。
「ツアーを通じて、M-1にかけれるネタができたので、じゃあ見てもらおうじゃないかと思って」とトークで言っていましたし。自信はあるんでしょうね。
なんせ有言実行の人たちですから。

…とか考えてたらライブの内容が飛んでしまいましたw(おいーーー!)

印象に残ってるのは1本目だったか2本目だったかの漫才かな。
このまま漫才の教科書にのっけてもいいようなお手本みたいな漫才でした。
とてもきれいで、否応なしに人を笑わせる威力があるというか。

「デートの待ち合わせ」のやつもよかった。
ふたりで顔をみあわせて「まいっか!」と仲良く言う部分は、オードリーの「えへへへへー」を髣髴とさせる。ちょっとは意識したんじゃないでしょうか。いい感じでした。

逆に「チェリー」とか「張り込み」とかのコントは私はそんなにはまりませんでした。
「イブクロ」のコントはちょっとバカバカしくて好きだった。

そういえばコントで、石田さんがネタの途中でまさかの噛み方をしてネタがストップw
DVD収録してるのに!!
うまく編集できるようにやり直しするも、お客さんが笑っちゃってw
エンディングトーク
石田さん「せっかく俺がうまいことやり直ししようとしたのに君ら(観客)笑うからぁー!w」←ぶつぶつ
井上さん「そら笑うわ。仕方ないわ」←クール
まー、ああいうのもライブの楽しみですよね。

幕間Vは、S-1にも出してる催眠術のネタでした。使いまわし?再利用?流用?
このへんも無駄がないというか、効率いいよな!w それで1000万円狙っちゃうんだから!w

ライブ終了後、S-1賞金還元!ということでシールが配られましたw ツアー限定らしい。
石田「ネットで売らないでくださいね!って言ってるのに売ってる人がいたんですよ!」会場ええーの声。
石田「いくらになってるんやろーと思って調べてみたら230円でした…www」
井上「お金にならないので売らないでくださいね!w」

当然のことながら、当人たちは誰よりも冷静に自分たちのことがわかってるんだと思います。
決して勘違いしてるわけではない、と思う。ぜんぶわかってやってるよこの人たちは。
オードリーの陰に隠れてると見せかけて、ちゃんと違うところ狙ってるし見えてる。
そういうクレバーなところは結構好きかもしれないです。

‥ってなんか下衆っぽい書き方しちゃいましたが、漫才への愛情というのはほんと伝わってきますし。
今回のツアーやったのも、たぶんこの規模のを来年以降できるかどうかわからないから。
M-1参加するのも今年しかできないから。ならやったらいい!
その意気やよし!です。挑戦するのが素晴らしいし、その挑戦が許される環境であるというのも幸せだというか、大人の事情が壁にならなくてむしろ後押ししてくれてるのがよかったねというか。
出るからには頑張っちゃってよ!と思うし言われるまでもなく頑張ってくれると思うです。